トシオ88

夜の牙のトシオ88のレビュー・感想・評価

夜の牙(1958年製作の映画)
3.8
石原裕次郎、銀幕デビュー3作目の作品だが、テンポよく、ストーリーもピリリと山椒の効いた良品😃。
たぶん昔の下北沢駅?のガード下で、医院を営む裕次郎。これまた若き日の岡田真澄が舎弟で出入りしているが、いつもカノジョの女掏摸師、浅丘ルリ子がついて回って、診察室はいつもかしましい😆。
とにかく皆若い!そしてあんなお転婆な浅丘ルリ子初めて観た😃。それだけでも観てて楽しいのに、訳あって裕次郎、自分の戸籍謄本を取ろう市役所に行くと、なぜか自分の戸籍が除籍されており、市役所の職員に「オマエはもう死んでいる」と宣告される始末😨。
そこから生き別れの弟や莫大な相続財産の絡む謎の真っ只中に飛び込んでいく裕次郎。曲者西村晃や銀座ホステスの月丘夢路、そして黒い土曜日の男🕵️、さらにはキxxガイ女(台詞のまま)も登場して謎が謎を呼ぶ娯楽ミステリーとしても、中々楽しめた😆🎬 そして昭和33年頃の新宿駅南口や、品川駅など半世紀以上も前の東京景色も堪能。
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