桃井かおり主演、急逝した文学座一年後輩の松田優作に捧げられた作品
松田優作作品を多く手がけた丸山昇一の脚本、仙元誠三の撮影で作品の世界観は松田優作色が濃い
ただ、単純な通り一遍のトリビュート作品ではなく、桃井かおりが刑事としてだけではなく女としてもしっかり描かれている
タイプは違うけれど、「ストロベリーナイト」はじめいくつか映像化された誉田哲也の姫川玲子シリーズのように、刑事であること女であることの掘り下げとそのバランスが絶妙
桃井かおりと橋爪功の関係性がなんとも言えず大人で、交わされる会話、その間が素晴らしい
この作品におけるこの二人の間に流れるものは濃密、特別で、隠れた名作といってよいと思う
キーマンとなる岡本健一、悪くはないけれど期待していたほどではなくて、ゴリ押しのサントリー製品のオンパレード(𠮷野家でウーロン缶とか)と並んでちょっと残念…もう少し透明感か逆に毒かを表出できるキャストだったら…
ひっきりなしにジタン(ブロンド)ふかしている桃井かおり…昭和の香り
ジタン、ゴロワーズ、昔カッコつけて喫ってみたことあるけどダメだった
久しぶりに試してみようかな
カップヌードル、パッケージデザインがいいんだろう…えらくオシャレに見えた
コロチャー嫌いの謎肉派としてはいい時代だなと…
Date of Birth の曲、よかった