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レナードの朝のSのレビュー・感想・評価

レナードの朝(1990年製作の映画)
4.2
とっても現実離れした、とっても人間味のある1本


30年間もの昏睡状態なんて考えられない
普通に生活している私たちには
あまりにもかけ離れている

でも、見た後に本当に
人肌が恋しくなる

痛いくらいに感情が伝わるの…
感情移入するタイプの人には辛い作品でしょう…

患者、待つ家族、最善を尽くす医師
よく考えたらいろんな立場の人が
関わっていてこの作品になっている

それを実感して
周りにいる大切なかけがえのない人たちの
ぬくもりを感じることが
きっとこの作品の真の意味なのでは…

とっても切なく苦い…けれど
人のぬくもりの大切さを感じさせられる
ヒューマンドラマの1本
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