レナードの朝のzakioのレビュー・感想・評価

久々のマジ泣き
ロバートデニーロの役作りもさることながら、彼の表情の豊かさ、病人としての葛藤、内に秘めた優しさ、全ての演技が真に迫るもので役者としての力量を見せつける
ロビンウィリアムズも然り、彼ら二人には言葉で語らないシーン、言葉を必要としないシーンが多く、そのどれもが、言葉以上の意味を持っている
ハッピーエンドだのバッドエンドだのといったチープな表現で表すことはできない映画であるが、眠りから覚めた彼らのひと時は果たして幸か不幸か、深く考えさせられるものだった