まず、どうしても比べてしまうのが前作、前々作。
これはシリーズ物では仕方ないことです。
甲乙付けるなら
１＞２＞越えられない壁＞３
くらい、今回のは…。
１と２の演出がごく一部であるが使用されてるのは嬉しいけど、これはもはやEYEシリーズではない。
別のホラーを交えたパロディ映画として見ることをお勧めします。
怪談話から幽霊を見るための10の方法を試していく…というストーリーの展開は良かったものの、怖さがなくギャグに走ったのがかなり痛い。
１と２には幽霊の出るゾクゾクとする雰囲気が上手く表現されてたんだけど、今作に関してはそれが皆無。
幽霊すらもギャグやネタの一部になってますね。
ホラーじゃなくパロディとしてなら面白かったとは思いますが、シリーズ物として観てしまったのでがっかり。
笑えるところはいくつかあったので、パロディとして観たなら楽しめたかも。
笑いのツボは浅い方なんで。
くれぐれも、鑑賞後に10の方法を試さないようにしてください。
室内で傘を開くとか。
