さすらい農場

テラビシアにかける橋のさすらい農場のレビュー・感想・評価

テラビシアにかける橋(2007年製作の映画)
3.9
スニーカーも買えない家庭の少年ジェスと
エキセントリックな少女レスリー
ちょっと浮いてる二人の、フワフワした優しい妄想型ファンタジー
[テラビシア]は二人が想像した秘密の王国

[夢ばっかり見るな]と言う大人は、夢を忘れた可哀想な人なのかもしれない

地球(テラ)は厳しい現実(シビア)に満ち
世界は理不尽な事だらけ
楽しい虹色に染めて何が悪い?
夢想は逃走じゃない
たとえ楽しい思い出が[胸を刺す記憶]に変わってしまったとしても…

[夢]は自分らしさ
自分を忘れないでほしい

きっと思い出せる夢の架け橋
思い出したいと願うなら、もうすでに橋は架かっている

  いつか乗り越えられる
  きっと道は見つかる
  虹の向こうへ行くために
         〈劇中歌より〉

    泣けるなら涙は我慢しなくて良い