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ヤング≒アダルトの月のレビュー・感想・評価

ヤング≒アダルト(2011年製作の映画)
4.0
1回目視聴 2019年10月

きっとマカロニえんぴつの新曲が「ヤングアダルト」って題名じゃなかったら見てなかったと思う。そのくらい何も知らなかった映画。僕らに足りないのはいつだってアルコールじゃなくて愛情なんだけどな、という気に入ってたフレーズがこの映画を見てもっと痛いほどにわかったしもっと気に入った。憎いほどに好きになった。
すごくイタイ女だけど気持ちがわかる気がしなくもないし、ほんとに苦しい。

2回目視聴 2020 4月

なんとなく、マカロニえんぴつが好きな友達を誘って早起きして観た。ヤングアダルトなんて夜に観たら泣いて縋ってしまうし眠れない夜を過ごすことがわかっていたから。悔しいなあ、2回目も色々感情が移入して苦しかった。朝に見ても苦しいものは苦しい!愛を探すためにきたのに、その愛は一方通行でぶつかって事故なんてすることなくて、なんなら猛スピードを出してぶつかろうとしたら警察にスピード違反で怒られたみたいな。その上、周りにも煽り運転をしてさらに重い罰を受けてその街ではとても住んでいられなくなった。例が下手ですが、本当にそういう映画。でも最終的にはちゃんと愛を見つけられたよね。幸せを探しに来て、幸せを一回逃して、今度こそ幸せが手に入れられたじゃないか。あこがれを拗らせ悪口の対象にされただけじゃないか。きっと素敵な人、大丈夫。3回目は失恋したときにでも見たい。
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