ヤング≒アダルトの作品情報・感想・評価

「ヤング≒アダルト」に投稿された感想・評価

自分が一番イケイケだった頃のまま、キープできてると思っている37歳。言動に出ていてかなーりイタい。
ミートザペアレンツみたいな、笑えるけど苦々しいコメディー映画。

さすがにこれはないわー!!と思いながら見てるけど…あれ…私は大丈夫かな…?って不安になる。

周りにいるイタい人に強制的に見せたら目が覚めるんじゃないかな。
染みるけどよく効く薬みたいだった。
み

みの感想・評価

3.0
メイビスだけか悪いわけじゃない、
けどクソみたいな女だな〜
でも人間味があって嫌いじゃない
ディアブロ・コディの脚本が幾重にも練られていて素晴らしい。
よくある成長物語として描かれていないのが本作の面白いところ。
無駄なシーンが一切ない、まとまりのいい94分の映画。
メイビスに嫌悪感しか持たないのなら、もう一度映画を鑑賞した方がいい。

彼女は、彼に妻がいることにも、
まして子供が生まれたばかりだということにも全く動じない。
彼女をその行動へ向かわせている動機が彼への愛情ではないのが寂しい。

ものすごくイタい女性だけど心のどこかで彼女を嫌いになれないのは
少しでも彼女の中に、一番輝いていた頃の自分を引きずって、
いつまでも過去から卒業できない「私自身」を
投影してしまうからだと思う。

故郷のバーで偶然出会う、
高校時代の同級生マットが今も孤独に暮らしているのは、
イジメられた過去を持つからでも、障害を持っているからでもなく、
(だからこそ『障害があっても陽気に生きる人間』を
 監督はわざわざ物語に組み込んでいるのであって)
彼もまたいつまでも過去に固執して抜け出せない人間の一人だから。

両極端な高校生活を送った二人なのに、
過去に縛られて抜け出せないという点ではマットもメイビスと同じ。
しだいに深く心を通わせていく。

ラストシーン。
「見た目がボロボロだろうと、
 周囲からどう見られようと、まだ動く。大丈夫」
「自分は確かに不幸かもしれない、でも絶対に負けは認めない」
そんなガラスのプライドを守り続ける決意をする彼女。
ガラスを取り外すのではなく、
強化ガラス、防弾ガラスにリニューアルした彼女。

世間的な価値観に順応するのが大人か。
かといって、ずっと今のままでいいのか。
「『大人になる』とは一体どういうことなのか」を
鑑賞後もずっと考えてしまう。

メイビスが『Keeping up with the Kardashians』を観ているシーンがある。
日本でリメイクするなら、あの番組は『ビッグダディ』になるだろう。
記録用

記録用の感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

昔学校のヒロインだった人が まだいけるって勘違いする話
年相応の生活の大切さ
ぱぐ

ぱぐの感想・評価

3.5
無理しない女の人かも(^o^)
髪の毛抜いたら痛いだろうけどね
(^_^;)
2018年65作目

監督:ジェイソン・ライトマン

決して正しくはないけれど、人間らしいなって思いました。
メイビスも頭がおかしいなっておもったけれど、段々、バディやベスも悪いよな…って思うように(笑)メイビスに同情しちゃった。
でも、メイビスにとって過去を断ち切るために必要だったのかなと。

あと、彼女はあの性格だからあの美しさをキープしてるのかもしれないし、作家の才能もあるわけだし、人は見方によって変わるよなって思いました。都会で生活している彼女はどう評価されてるんだろう。

「幸せが見つからないの。他の人たちは何の苦労もなくそれを見つけているのに。ごく自然に大人になって、満ち足りてる。」こんな美人でも、幸せだとは限らないんだ。と思った瞬間でした。

このレビューはネタバレを含みます

突き刺さる…
既婚の元彼とヨリ戻そうとかは共感できないけど、私もこのポジションにいたはずとか、みんな大人になって普通にスムーズに幸せになってるのに私は違うとか正直思うことはあった…

痛々し過ぎて思わず、唸りながら目を細めて観てしまったけど、シャーリーズセロンは美しかった。

終わり方が後味悪い映画は好きじゃないので、この1年後ハッピーエンドみたいなやつを観たかった…寝る前に観るんじゃなかった(笑)
今作のセロンは身近な恐怖を感じさせてくれる。
端的に言えば、故郷の田舎町で奥さんと生まれたての子供と幸せに暮らしている元彼を略奪しに行くというお話。

思い込みが激しく、かなりぶっ飛んだ主人公。けれど内面はとてもデリケートで感情は喜んだり悲しんだりとあっちへこっち。

栄光の学生時代。大人になってからは都会で作家として生計も立て順風満帆。

に見える。

けれど、つまらないと思っていた故郷の田舎町では皆が幸せを築いていき、取り残された気持ちが積もるばかり。
どうしようもない元カレとのタラレバに苛まれていく。

つまらない世界から飛び出したくて都会へ出て来たのに、心は故郷に縛られる。
そんな複雑な心情をコメディ調ながらモンスターの時とは違うベクトルで同格の凄味を感じさせてくれるセロンの演技に必見!(この辺り感じ方は人それぞれでしょうが)

大人になると世界の見え方も変わっていき、当時は気付かなかった冴えない同級生の魅力だったり、若い頃は耳も貸さなかったであろう尊敬と憧れの言葉も今では彼女の励みに変わっていく。

居たたまれない気持ちにもさせられるが、新しい一歩踏み出す主人公を見届けてほしい作品。
ネイル、ウィッグ、洋服等、メイビスは表面を取り繕うばかりで、メイク落とさないまま酩酊状態でベッドに飛び込んだり、おきがけにコーラがぶ飲みしたり、そういうところにまったく問題を感じてないあたりが、素材だけでこれまで世の中わたってきたんだな感がする。でも37じゃそれはもう通用しないのよね~同級生だったことが記憶にもないような目立たないグループの女の子たちが、当時アメフト部クオーターバックでしたみたいな男とくっついて髪も肌もつやつやして子供抱いて幸せですとか言ってワケわからん名前のママさんバンド組んで第2の青春したりしてるのよね~~~!

ファストフード店で聞いた、JKが彼氏に言った甘いセリフをそのまままるっと既婚者の元彼に囁く37歳やばすぎて笑った。
励ましてくれたサンドラが私もミネアポリスに連れてって、って言ったときにあなたはここでいいのよってばっさり切るところとか、元彼をイメージしたキャラクターをあっさり殺すところとか、良くも悪くも彼女らしい。

小説のラストは将来に希望をもって高校卒業!だったけど、37歳の彼女はここから再出発するんだろうか。人はそう簡単に変わらないし、変わらずにいってほしいような気もする。

田舎出身で、こんなくそ田舎にいたくないと思って勉強頑張って都会に出てきて暮らすけど、東京は思ったより特別じゃなくて、ただの東京都なだけであって、地元の友達は学歴もキャリアもないけど好きな人がいて子供がいて、毎日の暮らしがあって楽しそうなのを見ると、そういう正解もあったんだ、なんて思う今の私は、なんとなく共感してしまうところもあった(エモか)

しかしハローキティのTシャツきてるシャーリーズセロンなんてなかなか見られない、見終えて不安になってシャーリーズセロンで画像検索しちゃったよ、よかった美しかった…飼い犬のドルチェという名前からして田舎のヤンキー感があってよい。

2018-15
かなこ

かなこの感想・評価

3.9
人によっては周囲や自分と重ねてすごくえぐられる映画だとおもう〜…でもありきたりな本当の愛を見つけた!ってラストじゃなく憑き物が落ちたみたいに何でこんなクソ田舎に執着してたんだって結論の脱力感がよかった。
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