マスン

ロスト・イン・トランスレーションのマスンのレビュー・感想・評価

3.6
舞台は東京。ソフィア・コッポラが描く恋愛未満のラブストーリー。
歌舞伎町のネオンや渋谷の雑踏など、東京の見慣れた風景が監督独自の視点を通して新鮮な輝きを放っている。
CM監督役の某ロックシンガーら意外な日本人キャストにも注目。U-NEXTレビュー

第76回アカデミー作品賞にノミネートされた作品。
ロスト・イン・トランスレーション
「翻訳において失われる」「通訳の過程で大切な意味が失われてしまう」「異国における戸惑い」大切なことが伝わらないなど
意味深なタイトル。

ビル・マーレイとスカーレット・ヨハンソンが、異国の地で、互いに引かれ合っていく淡いラブストーリー。東京の街並みや夜の繁華街をふんだんに見せる。ビル・マーレイの楽しいジョークやカラオケでの歌声、ヨハンソンの孤独な表情をひしひしと見せ、あちこちと出歩くシーンも多い。
京都も映った。
ラストマーレイが彼女の耳元でささやくシーンがグッとくる。
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