ゆとリーマン

ロスト・イン・トランスレーションのゆとリーマンのレビュー・感想・評価

4.0
CM撮影のために東京滞在中の俳優ボブ・ハリスを演じるビル・マーレイ
CMは「響」でロジャー・ムーア風にと指示を出され嫌々頑張るボブ

ボブと同じホテルに泊まっているシャーロットは写真家の夫の付き添いで東京に
シャーロット演じるのはスカーレット・ヨハンソン

ボブとシャーロットはホテルのバーで偶然出会い異国の不安を感じないように過ごす

トレーニング・マシーンのボブやゲームセンター、カラオケでブロンディを歌うシャーロットなど、日本の無機質な部分がリアルに描かれていて監督や制作陣に共感

一方、藤井隆演じるテレビ司会者が『よう来たボブ!』と言うのはまんま藤井隆で笑えましたね

雑草の中、ラスト耳元でシャーロットがボブに何と囁いたのかが気になるなぁ

エンドロールでハッピーエンド“風をあつめて”が流れたがこの映画で好きな曲となった

ちょっと孤高というか気取った映画ですが大好きな映画