ひ

ロスト・イン・トランスレーションのひのレビュー・感想・評価

3.9
仮の自分だと思う場所、時間の中でたまたま出会った人と限りなく同じと思える気持ちを手に取れること、日常に帰るまでの少しの隙間でしかなくても、その後に続く人生を照らしてくれることがあるもんだって思ってラストのお別れで苦い嬉しさになった🥲
前作みたいなガーリーな感じ全然ないからん〜どうかな?て思いながら観進めてたけど、これがずっと続くわけじゃない、今日この瞬間だけなんだって思うような夜更けのカラオケにある知ってる孤独とか高揚とか、ずっと苦しくてよかった 東京が舞台なことは妙ちきりんな心地悪さを与えてくるけど、別に舞台がどこであろうと好きな映画だなとおもう
自分のことがわかり、自分の望むことを知れば知るほど、混乱しないようになる、思うようにならなくてもそうやって生きていくことを教えてくれるいいセリフだった🥲
ひ