ヤムチャン

ロスト・イン・トランスレーションのヤムチャンのレビュー・感想・評価

4.2
東京を外から見た視点ってこんな感じなのかなというのが初めて観た時の印象。学生時代に人との距離感を意識していた時に観て同調感覚が刺激を受けた作品。異国での外国人の目線で見る東京という街の圧倒的浮遊感。
公開当初に比べて今観ると、時代感覚が古臭く感じてしまうのは自分も歳をとったということか。

ソフィアコッポラの中では一番良い出来。他は今ひとつ作品に説得力がなく印象に残らないが、彼女のコンピレーションアルバムとしてセレクトされる音楽はいずれもオシャレで良質。