Hitomi

フェリーニのアマルコルドのHitomiのレビュー・感想・評価

フェリーニのアマルコルド(1974年製作の映画)
4.0
久々のフェリー二の映画。
初めて見たフェリー二の映画は甘い生活。最初は典型的に俗らしい女に欲望のまま寄っていく男たちの姿が、むしろ狂気で、一人一人のエゴに見ているだけで嫌な気持ちになったくらいだった。
それから何度かフェリー二の映画を見ていくうちに、彼の作品の狂気性の中にむしろ人間性が色濃く見えるようになってきた。
わかりやすくフェリー二の映画にハマった感覚。
叫んだり溺れたり終始色んなことが起こっていて、私の少ない語彙力では言い表せないけど、映画の終わりには心臓の隅々まで生きた血が染み渡っていく感じがする、生きた映画。
Hitomi

Hitomi