ペパムーチョ

プロヴァンスの贈りもののペパムーチョのレビュー・感想・評価

プロヴァンスの贈りもの(2006年製作の映画)
3.6
【2回目の鑑賞】
偶然が重なり過ぎ感はあるけどワインを軸に過去の思い出が解けて展開していくお話だ、主人公は危うく車で跳ね飛ばしかけた女性との運命的な出逢いから恋に堕ちていくが実は少年の時に向こうから一目惚れされてたんだが最後は結局ハッピーエンドになる。仕事に入り込み過ぎてノスタルジーに浸りたい気分になった時、しばらく実家に帰れていない社会人の方、プロヴァンスの美しい田舎の風景に癒されるであろう。個人的にはもう少しシンプルな構成が良かったかな、色んなエピソードが練り込まれ過ぎている気がする、フランス映画の淡々とした独特の雰囲気はやっぱりフランス人にしか出せないのかと思った。最後のfinからfinishに変わる演出もいらない、シンプルにさり気なくの方が良い。