たかしゅん

百年恋歌のたかしゅんのネタバレレビュー・内容・結末

百年恋歌(2005年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

1911年と196何とか年と2005年の3つの時間軸で恋愛を題材にした物語が展開される
恋愛の形と音楽のスタイルの移ろいをメインに持ってきてるのかな〜と思いました。
1911年から順に
恋愛
体の交わりのない形式上の夫婦
→最後のシーンで手をつないだように純で甘いもの
→セックスの描写があったり濃厚な関係

音楽
生演奏の雅楽?弦と歌のやつ
→ラジオから流れるオールディーズ
→pcから流れる打ち込みのdtm

変化を感じられて楽しかったです。

ただ公開当時に観てたら2005年のシーンはリアルタイムの社会になってたわけでもっと響いたんだろうな〜と2020年に観てちょっと存念に思いました。
今を描くなら同性愛の話かな〜と思いながら観てたらしっかり出てきてました。
今とあんま変わってないね。日本が遅いのかな?

シーンとしては1911年の話の最後の妻が手紙の文字を撫でて涙を流すところが良かったです。
自分のことを考えた言葉が見当たらない手紙に対して直筆の文字に愛情を感じようとしながら悲しみに涙を流しているように見えました。