百年恋歌の作品情報・感想・評価

「百年恋歌」に投稿された感想・評価

空間と音で感じる百年の恋。美しく、湿っていて、いつも理解できないのは歴史と恋と夢。まるで酔えないビールのようだ。
2018年5月鑑賞。
恋愛の夢でのビリヤード場のカメラワークがどれもすべてとてもいい。あまり集中して見れなかったかも、ごめんなさい。
中庭

中庭の感想・評価

4.3
挿話ごとに映像の説話技法が変わりゆく。サイレント映画の形式を採用した云々の話ではなく、メロドラマの語り口が各話異なる。例えば、二人の男女が同時に画面におさまる引きのフィックスショットが多い一話目から、二話目はカメラがより二人に迫り、同ショット内に二人をおさめるために常に揺れ、動き続ける。三話目においては男と女が切り替しによって分断されていたり、バイクに乗るなどせわしなく画面を離れたり、主観の構図を用いたりすることにより、猥雑な都市における人間個人の孤独がより際立った口調となっている。
頭で考える派のひとだなあと。ただ1個目だけもっとずっとみたいような感じ
UKEL

UKELの感想・評価

3.4
二部のセット衣装小道具、全部が好み。物語は一部が良かった。
40分ぐらいがちょうどいい。
原題=最好的時光であるが、「珈琲時光」のように「~時光」というのは、この映画に出てくる手紙にも書かれており、台湾では良く使う言い回しのようである。 

ホウ・シャオシェン監督が描く百年にわたる恋。 

物語は3つの時代からなるオムニバス映画。
最初は、1966年高雄での『恋愛の夢』。「♪煙が目にしみる」が流れるビリヤード場で玉を突く男(チャン・チェン)は、シウメイという女性(スー・チー)と出会う。スー・チーがスリムで格好いい。 
このビリヤード場シーンは、光の使い方が素晴らしく、スー・チーに光が当たったり陰になったりと、映像が美しい。 
シウメイはビリヤード場を転々とするが、それを追いかける男。 
手をつなぐシーンにはグッとくる感動あり。

次は、1911年大稲てい。 
『自由の夢』というサブタイトル付けられているが、冒頭から55年もさかのぼるので、登場人物の髪型や服装がそれなりに昔っぽくなる。 
無声映画っぽい作りは、時代を表そうとしたものと思われる。 

最後は、2005年台北。 
『青春の夢』として、オートバイに乗る男女が描かれて……。 


なかなか見事なホウ・シャオシェン監督作品であった。
あちゃ

あちゃの感想・評価

5.0
最初の挿話の爆発力に比べると、サイレントで撮り慣れていないせいか弱いスタイルに見えるし、3話は現代風の撮影法がどこか浮いている。女と男とビリヤード台だけで映画が撮れる
堂ノ本

堂ノ本の感想・評価

5.0
1話
冒頭の数ショットがお見事。ここで終わっても良いと思える程の美しいショット。秀美を追いかけ始めてからも、良いのだが、ポストのシーケンスが特に好き。

2話
時代設定に合わせてサイレントで作られている。勿論良いのだが、次の3話で全てを持ってかれる。

3話
現代の恋愛を描く作品。侯孝賢独特の悲哀を含む喜びみたいなのが爆発してて、あの女の死の真相には目もくれず彼岸に行ってしまう凄み。

とは言うものの蓮實の言説は理解しきれず、1→3→2の順で好み。

作品全体として言えるのは照明がバキバキに気合入ってること。スー・チーの演技と声がある臨界点に到達していること。
karaf

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2.6
絵作りはなかなか芸術的な感じだったが内容が全く入ってこなかった。
人を選ぶ作品で選ばれなかった。
琴乃

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4.2
一部と二部が好き。
1966年パートと、1911年パート。
大好きな映画。一生好きだと思う。
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