タカナリ

座頭市鉄火旅のタカナリのレビュー・感想・評価

座頭市鉄火旅(1967年製作の映画)
4.2
シリーズ第15作。
市の愛用の仕込み杖が寿命間近、「もう一人斬れば折れる」という状況になります。そんな中、市はやくざ達と戦う事になります。

別の「座頭市」は見たことありますが、勝新太郎主演のものはこれが初めてです。基本的に、「座頭市」とはどういう人物なのかというのが分かってさえいれば、初めてでも全然見れる作品だと思います。

意外だったのが市の人柄。
これはもしかしたらこの作品だけで他の作品では違うのかもしれませんが、思った以上に明るく、お茶目で、おしゃべりでした。宴会芸とかするの意外すぎて笑っちゃいましたw

だけど戦いとなると人が変わったようにバッタバッタと人を斬っていました。ド悪党を斬っていましたし、大多数を相手に無双していたので、見ていて非常に気持ちが良かったです。
対策とか意味ないですね。

刀鍛冶の親父の粋な計らいに胸が熱くなりました。