Keiko

シャーロットのおくりもののKeikoのネタバレレビュー・内容・結末

シャーロットのおくりもの(2006年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

冒頭からわかる、ダニー・エルフマンの音楽。スタッフを確認する前から、間違いなく楽曲担当はエルフマンだという確信があった。
特に『ビッグフィッシュ』(2003)と『コープスブライド』(2005)の音楽に似たフレーズが多い。時期も近いしなぁ。

クリスマスのディナーになる運命の子豚が、とある大会に出場して死を回避するという内容は『ベイブ』(1995)を彷彿とさせるけど、本作の原作の方が世に出たのは先。
テーマも展開も似ているけど、大きな相違点は“死の描き方”かな。シャーロットが死ぬことで、本作の方が一歩踏み込んだ内容と言える。

シャーロットの死だけでなく、アヒルの卵が1個だけ孵らずに割れてしまうエピソードも重要だと思った。
命の誕生は当たり前のことではないこと、命には必ず終わりがあることを、子供でも理解できるように優しく伝えている。

こういうハートフルな動物映画、やっぱり大好きだ。ブタの赤ちゃん、抱きしめたい。
Keiko

Keiko