しん

東京ゴッドファーザーズのしんのレビュー・感想・評価

東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)
4.0
拾った赤ちゃんのために奔走するホームレス3人組の優しさに、心が満たされました。

舞台がクリスマスで、冒頭がキリスト聖誕劇から始まり、赤ちゃんを通して様々な奇跡が起きているので、赤ちゃんがキリスト、ホームレスのギン、ハナ、ミユキが三博士の役なんだろうな思いました。
それから、背景の建物などが顔に見える場面が何回かあって、それらを通して神が、ギン・ハナ・ミユキの3人組の行動を観ているように感じられた。
だから、最終的にハッピーエンドで終わったときにエンドロールで建物が動きだしたのは、神さまが喜んでいるのを表現しているのかなと思いました。

どうでもいいけど、一等の宝くじにちゃんと気づいて換金できたのかは少し気になります。
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