ニシ

危険な場所でのニシのレビュー・感想・評価

危険な場所で(1951年製作の映画)
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空間の内外が断絶される前半部分。その中で盲目であるがゆえドアのノブの感触を最後まで確かめて閉めるという異なる動きをするのが盲目のアイダルピノ、それに呼応する様にロバートライアンは犯人捜索にあたって外から家屋の中の装飾を詮索する。そして最後に訪れるロバートライアンがアイダルピノ宅に向かう車内のセリフの反芻、丁寧な扉の手触り、アイダルピノに呼応するような手の伸ばし。素晴らしいな。
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