このレビューはネタバレを含みます
見ながら感想をつらつらと。
なんか、ハガレンなのにハガレンじゃないみたい。まるでハガレンのキャラクター達がファンタジーの世界に迷い込んだかのような(何を言っているか自分でもよくわからない笑)。オリジナルキャラクターのデザインとキャラクターの絵と動きがFAの雰囲気と全然違う。ジブリ?ルパン?ワンピース?もっと違うなんか……うーんなんだろう、線が太くて影の少ない単調な塗り方で、でも滑らかだけど迫力のある動きをしていて、慣れれば良いかんじ。FAとも前作のアニメシリーズとも原作とも別物のして考えれば、存分に楽しめるかと。
ウィンリィがマスタング大佐始め軍の面々と普通にお話ししてて、おぉ……!!となった。あんまり無い組み合わせな気がする。なんか映画ならではのスペシャル感。
エド錬金術使ってるし、アルも手合わせ錬成してるし、いつの出来事なんだろうって謎はあるけど、気にしない気にしない。パラレルワールドのお伽話くらいの認識で行こうか。
狼のキメラってあたりもファンタジー感じる。動きが迫力あってすごいな、狼キメラ。
雰囲気がナウシカやラピュタ感あるな。でも民族紛争とか描くあたりハガレンの醍醐味を感じる。
テーブルシティーの軍人さんたち、軍なのに賢者の石作ってること知らないんだ……田舎だから?
なんか突拍子もないけど生き血で立体の錬成陣って凄いな。スケールでかい。映画っぽさある。でも、生き血でいいの?魂が必要じゃないの?
羽の生えた(背負った?)エドにしがみついて飛ぶウィンリィ。なんだこの可愛いやつは……!映画ならではのぶっとび映像だけど可愛かったので最高。ありがとう。
イヤリングの使い方、よくわからんなー。何故そこでつかった?
人体錬成ではないとはいえ、なぜ、足が必要だった?てかオートメイルってそんな、すぐにくっつかないでしょ。
たぶん、めでたしめでたしって終わりではないけれど、まぁこんなもんだろ。ミロスは周辺諸国とまた争ってぼろぼろになるんだろう。
なにはともあれ、エンディングにラルクが流れるだけで綺麗に収まるな。終わりよければすべてよし。さすがラルク。あと最後のカット、虹が架かる線路、いいな。
まぁ気になる箇所は多々あるけれど、これはパラレルワールドのお伽話ってことにしとこう。なので細かいことは気にしなーい!うん、思ったよりは楽しかった。アクションが素晴らしい映画でした。ホムンクルスいなくてちょっと寂しかったけど、ホムンクルスいない方が話が拗れなくて済みそうだし、仕方ないね。