金曜日

鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星の金曜日のレビュー・感想・評価

2.0
「鋼の錬金術師(FA)」の劇場版。
この作品のミソとして、主人公はエルリック兄弟ではあるが、物語の中心はクライトン兄妹であり、あくまでエドとアルは舞台装置に過ぎない。
しかし、その真の主人公ともいえるクライトン兄妹の心理描写もあまりなく、感情移入が出来ない。その為、鋼の錬金術師らしさ、ストーリーとしての物足りなさを感じた。
この作品自体の存在意義も正直よくわからなかった。誰に向けてどんな目的で作った作品なのか。
あと、所々作画が荒いのが気になった。