はるな

歓びを歌にのせてのはるなのレビュー・感想・評価

歓びを歌にのせて(2004年製作の映画)
4.0
数多ある音楽をテーマにした作品、アメリカハリウッドやイギリス・フランス作品とはひと味違う描き方にまずは惹き付けられました。

世界的な指揮者ダニエルの求めるのは「人の心を開く音楽」
その夢を実現するのは、交響楽団の前ではなく、生まれ育った故郷の田舎町でした。
小さな村に突然あらわれた高名な指揮者に、村人の反応は様々。
どこか色眼鏡で見られる事に戸惑いながらも、小さな聖歌隊の歌声に幼い頃からの「夢」を見る。

登場人物一人一人が実に優しく人間臭く表現されていています(神に対して実直な神父がちょちょまうシーンは大爆笑! 必見です)

そして意外な結末、スウェーデン映画から暫く目が離せません。
はるな

はるな