クワガタ

カイジ 人生逆転ゲームのクワガタのレビュー・感想・評価

カイジ 人生逆転ゲーム(2009年製作の映画)
4.2
30歳に差し掛かった今でも、自分の人生はまだまだこれから、これから本気を出せば幸せな人生が待っていると、怠惰で自堕落な日々を送っていた主人公。借金の保証人になっていたことが原因で、金融組織の闇ゲームに参加させられ、地下労働施設で働く羽目になる。そんな状況の中、自分で決めずに流され続けた人生を人のせいにしてきたこと、成功する人は運ではなく戦略と努力を積み上げ、勝つべくして勝っていることを痛感、改心し組織に立ち向かっていく主人公の姿に心を打たれた。自分にも、どこか今の人生満足いっていないのは、まだ本気を出していないからだと自分を慰め、これから本気を出そうとするが決断や努力を先延ばしにしてきた節があるように思う。悪者の言葉だが、「明日から頑張ろうと思う奴には明日はない。今日頑張った奴にだけ、明日がくる。」というセリフが心に刺さった。
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