M（ジュディ・デンチ）の友人で石油王のキングがＭＩ６内で爆殺される。ジェームズ・ボンド（ピアース・ブロスナン）はキングの娘エレクトラ（ソフィー・マルソー）を警護する。犯人レナード（ロバート・カーライル）は核爆発を起こそうとするが、ボンドは黒幕を突き止め、科学者クリスマス（デニス・リチャーズ）とともに計画を阻止しようとする。
まず、「歌え!ロレッタ愛のために」「愛は霧のかなたに」というヒューマンドラマを撮ったマイケル・アプテッドが007の監督というのに驚いた。
でも、アクションは洗練されていて、ストーリーには裏切りや騙しなどが盛り込まれていて、なかなか面白かった。…とはいえ007の世界を切り崩すものではなったが。
そして、ソフィー・マルソーがボンドガールというのも驚きだ。さすがにかつての可愛さはなかったが、大人の女の魅力はたっぷりだ。
もう一人のボンドガール、デニス・リチャーズはいただけなかった。そもそも「スターシップ・トゥルーパーズ」と「ワイルドシングス」で十分に色気を振りまいたので、今さらという印象。
あんな科学者がいるわけない。笑
