東映アニメの“千夜一夜”。けむりや電灯のあかりなどを効果に使ったりしている。
脚本に手塚治虫と北杜夫。えぇ北杜夫？
劇場版東映アニメはセル画枚数が多いフルアニメーションなのでディズニーとかフライシャーみたいにクネクネなめらかに動くし、ミュージカルを無駄に挿入する…もうミュージカルはやめて欲しいなぁと思わせてくれる駄ミュージカル。いや歌は上手いし歌詞も悪くないんだけど、ミュージカルって日本語だと難しいんでしょう。盛り上がりません。和製ミュージカルで成功する傑作はナンセンスコメディだけということを歴代東映アニメーションが証明していく…
“ジャックと豆の木”('74)のナンセンスミュージカルの至芸に辿り着くまで先は長い…
マンドリンが出てくるアニメってこれくらいしか知らない。だがギターと言われる不遇。
