生きているのか、死んでいるのか。
この世は、因果応報。
悪い事をすれば、必ず報いがある。
自分から悪い事をしなければ、呪われる事は決してない。👻
怪談は、教訓みたいなお話が多いので、学校の教育ビデオとして流せば、この世界はみんな良い子になると思うんだけどなぁ。
「東海道四谷怪談」の中川信夫監督の遺作。
登場人物は、3人しか出てこない。
小平次と幼なじみの太九郎、太久郎の妻・おちか。
3人は幼馴染で大の仲良し。
だけど、小平次はおちかの事が、だんだん気になり始め、
ついに、太久郎に"おちかを女房にしたい"ともちかける。
逆上した太久郎は、小平次を沼につき落してしまい・・・。
あんまり怪談っぽくない感じがするのは、小平次が生きているのか幽霊なのかが曖昧であるため。
そのため、ドロドロした恐怖は、あまり描かれてないが、沼の底から海藻まみれの手がズルズルと出てきたり、沼の上に横たわる海藻まみれの死体のような姿は、恐怖または悪夢そのもの。
怪談は怪獣映画と一緒で、いつ、どこに、どんな幽霊が登場するのかワクワクしながら観ていくのが楽しい。
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