怪異談 生きてゐる小平次の作品情報・感想・評価・動画配信

『怪異談 生きてゐる小平次』に投稿された感想・評価

これが遺作か…ところどころタルコフスキー
終盤の小平次にメロついていたせいで全てを持っていかれてしまったのでいつかまた観よう
ぴよ
-
(35mm)
タルコフスキーかと思うほどの長回し。構成もソラリスやストーカーの雰囲気。

「自分のアイデンティティに苦しむ人たちの話」というのは得心した。

中川信夫の映画ではやはり人はほとんど向き合わない。
本作での向き合うシーンは、手前に男二人が向かい合ってゲームをしていて、その奥で宮下順子がお手玉をしてるシーンであり、
藤井仁子氏の講演で語られた、…

>>続きを読む
3.8
相変わらずのロングショットの素晴らしさ。戦闘場面を写さず、それを見守る宮下順子だけ写す。

鈴木泉三郎の戯曲を中川信夫が脚色、監督した、中川の遺作。ATGの一千万映画。公開時は中川の「東海道四谷怪談」を併映したが、冒頭の新東宝マークは東宝マークになっていた。本作は16ミリを35ミリにブロー…

>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます

もう商業性、完全放棄でしょ。

ATGとはいえ、まぁ、
よくぞ ここまで、振り切れたもんです。

ほぼ、タルコフスキー+文楽

なんだか
「ストーカー」+「ソラリス」+「近松」

固定カメラの
フレ…

>>続きを読む
Ideon
3.0

 幼馴染として育った太九郎とおちかと小平次、成長して太九郎は太夫、小平次は役者、大店に嫁入りしたおちかは離縁して太九郎の嫁になった。しかし、昔からおちかにぞっこんだった小平次はどうにも諦めきれない。…

>>続きを読む
3.5
レイティングは一般(古い作品故の「おことわりテロップ」が冒頭に入る)、WOWOWの録画。
懐かしい方々だ。
テンポの良いセリフの応酬が素晴らしい。
Kz氏
3.5

ATG映画が懐かしくて、ちょうど90分に満たない上映時間もその時に都合がよくて、配信を見る。中川信夫監督遺作。

高校生時分、寺山修司の「書を捨てよ町へ出よう」あたりから見始めて、カミさんと結婚前に…

>>続きを読む

2024/6/13 WOWOWシネマ

歌舞伎仕立てでセリフが七五調。
当時としては斬新な映画だったんだろうと思う。ATGらしいと言えばらしいのかもしれない。😅
ストーリーは壊れていく系の映画。

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事