りるる

ダーク・シャドウのりるるのネタバレレビュー・内容・結末

ダーク・シャドウ(2012年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

初見のつもりだったが見覚えのあるシーンが盛りだくさんで子供の頃観てるなと確信。
ティムバートン氏はジョニーを白塗りにしないと死んでしまう病気でもお持ちなのだろうか、といつも思う。個人的には素顔のジョニーの演技の方が好きなのだけれど、これはこれで安定のティムバートン感に安心する。
映画自体は、とても面白くなりそうな材料なのにそう料理しちゃうんだ……という感じで総じてもったいない印象。バーナバスは割と自業自得だし、アンジェリークはそりゃまあ悪行の限りを尽くしたのは駄目だったけど境遇自体は同情の余地ありまくりで可哀想だし、ヴィクトリアもヴィクトリアで本当にそれで良かったのか……? と思うし、全体的に惜しい気がする。とはいえティムバートン作品の雰囲気を楽しむにはうってつけの作品だとは思う。ベッド(?)シーンは映画史に残る名場面。
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