ブルゴーニュにある老舗ワイナリーの再生をテーマに、経営の視点を踏まえつつ、ぶどうの栽培からボトリングまで、ワイン造りの源泉を存分にテイスティング出来る映画。
起承転結が顕著なストーリーで、「ブルゴーニュで会いましょう」のタイトルは、見終わった後に納得と心地良さを与えてくれる。
代わり映えのないロケーションで、ここまで感心を持たせる映画はとても珍しい。
映画館で観るより、家でワインを開けながら観る方が楽しめる。
サイドウェイと合わせて観てもgoodかも。
少々サクセスが目立つため、入り込めない人もいるかもしれないが、
ストーリー、映像、音楽、全てが美しくバランスの良いミディアムボディな映画だった。
ワイン好きは観るべき一作。