いぬ

バッド・エデュケーションのいぬのレビュー・感想・評価

バッド・エデュケーション(2004年製作の映画)
3.0
後味わっるいなぁ…

話の内容とは裏腹な、美しくセピアな色彩が素晴らしい。いや、ある意味ストーリーにマッチしているのかもしれない。

四角関係の愛憎劇は醜く、愛は性欲でしかないのかと絶望を抱いた。
しかし報われない結末の中、良くも悪くも一途な愛、僅かな望みが描かれていて、何とも不思議な作品だった。

最後のくだりが大胆なスペイン映画っぽさがあって、この作品で最も好ましい点だ。
いぬ

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