adeam

狼の死刑宣告のadeamのレビュー・感想・評価

狼の死刑宣告(2007年製作の映画)
2.0
ジェームズ・ワンによるバイオレンスリベンジアクション。
ギャングに息子を殺された富裕層の男が自らの手で復讐を期す物語です。
「狼よさらば」の原作者として知られるブライアン・ガーフィールドの小説を元にしているだけあり、血で血を洗う復讐劇が繰り広げられ、単純化されたストーリーは思考停止していても楽しめます。
しかし主人公があまりに無計画なのは難点で、帳尻を合わせるために警察は無能になりギャングたちは詰めが甘くなっています。
もっと冷徹に、用意周到に1人ずつ片付けていく構成でも良かった気がします。
ましてや家族の絆を匂わせる演出をしてしまうのは見当違いだと思いました。
adeam

adeam