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フェノミナのpauhのネタバレレビュー・内容・結末

フェノミナ(1985年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

前半は正直少し冗長にも感じてしまったものの、後半の怒涛の展開に惹き込まれ終劇後の満足感が凄かったです。
虫と交信できる美少女というギャップのある設定も面白く、美しいものとその反する物の対比が味があり、目を背けたくなるようなシーンもあるもののそれが返って魅力を惹き出していたのが印象的でした。
時折流れる雰囲気とは相反したロックなBGMも逆に迫力を感じられ面白みもあり良かったです。
ただヒステリー女に監禁されてからの展開が面白く、ドロドロに蛆虫だらけのプールのインパクトが凄まじく個人的この状況になりたくないランキング上位に間違いなく入る程の地獄具合で、観ているだけでも良い意味で(?)吐きそうでした。
その後の奇形息子の迫力も凄まじく、虫の大群に襲われる人体虫食いシーンも迫力があり見応えがありました。
ただラストのマネージャーが来たかと思いきや、首チョンパからのヒステリー女登場からの最終的にチンパンジーが勝利する流れが面白すぎて、人を殺すチンパンジーくんのカットを観ながら爆笑してしまいました。
後半10分くらいだけもう一度観たくなる、良い意味で気持ち悪い作品でした!
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