てつこてつさんの映画レビュー・感想・評価

てつこてつ

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パラサイト・バイティング 食人草(2008年製作の映画)

3.5

せっかくのドリームワークスの大作なのに安っぽいネタバレ邦題&ジャケ写で大損してるなあ。原題の'The Ruins'の直訳の「遺跡」もしくは「ザ・ルーインズ」とかのほうが謎めいていて良かったのに・・>>続きを読む

フェリーニに恋して(2016年製作の映画)

3.0

フェデリコ・フェリーニは、自分が高校~大学時代に一番ハマった映画監督。タイトルだけで惹かれて視聴してみたけど、やっぱり、良くも悪くもアメリカ映画な仕上がりで・・。

不思議キャラのヒロインの雰囲気自体
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ラヴソング(1996年製作の映画)

4.2

U-NEXT。正統派の王道ラブストーリー。

1986年の日本のバブル景気が波及して活気に沸く香港に夢を抱きつつ、それぞれ中国本土から出稼ぎに来た一組の男女の10年にも及ぶ純愛を、香港、そして終盤はニ
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ゲスト(2009年製作の映画)

3.8

韓国映画「箪笥」をスピルバーグ率いるドリームワークスがハリウッドリメイク。アマゾンプライムビデオで期間限定100円でレンタル出来たので、本当に久々に再鑑賞。

あれ・・?最初に見た時は、大好きなオリジ
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キーパー ある兵士の奇跡(2018年製作の映画)

3.2

ドイツ兵として英国軍の捕虜となり、その後、サッカーの名門マンチャスターFCに加入し、イングランドリーグで初めて外国人として年間最優秀賞を受賞したこの選手の存在は知らなかった。

単純明快で分かりやすい
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めまい 窓越しの想い(2019年製作の映画)

3.7

これも事前情報を仕入れず見たほうが正解。タイトルもサブタイがちょっとストーリーを語りすぎ。

地味なストーリー、キャスティングでありながらも、少ない台詞の行間に詰められた繊細な人間の心の機微を視聴者に
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クライシス(2021年製作の映画)

3.0

オピオイドという麻薬系鎮痛剤のアメリカでの薬害被害の問題については、この作品で初めて知った。

おとり捜査で麻薬密売組織と渡り合う麻薬取締捜査官、麻薬運搬役に勝手に仕立て上げられ殺された息子の復讐を誓
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トラブルシューター 解決士(2010年製作の映画)

3.5

ソル・ギョングがジーンズ姿でソウルの街中を走り回り、激しい殴り合いバトルのアクションを披露し、最後に迫力満点のカーチェイスにまで挑む・・と、彼がこれだけ全編身体を張っている作品って本当に珍しい。それだ>>続きを読む

鵞鳥湖の夜(2019年製作の映画)

3.2

前評判が高くて期待していた作品だが、ディアナ・イーナン監督の前作「薄氷の殺人」と、やはり雰囲気がモロ被り。

本編を見た後に予告編も見てみたが、「スタイリッシュなフィルム・ノワール」と冒頭にテロップが
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ホラーマニアvs5人のシリアルキラー(2020年製作の映画)

3.2

スプラッターコメディという何ともニッチなジャンルを攻めた快作。
カナダ映画って「血のバレンタイン」もそうだけど、なかなか侮れない。

内容はタイトルそのままで、ホラー映画雑誌の若き編集者が連続殺人鬼た
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ザ・バッド・ガイズ(2019年製作の映画)

3.2

元々は連ドラ版があるとは知らなかった。

なるほど、道理で所々意味が分からないエピソードが登場するわけだ。でも、この作品だけでも、とりあえず楽しめる。

マ・ドンソクは、自分的にはハリウツド映画のドゥ
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さんかく窓の外側は夜(2021年製作の映画)

2.6

ただただ、まどろっこしくて、もっと単純に描けば良いストーリーをあえて複雑化して、それっぽい雰囲気を狙ってる感がしてイライラ・・。

原作のアニメは知らないが、その世界観に寄せようとしたのか、岡田将来の
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花様年華(2000年製作の映画)

4.2

1960年代初頭の香港を舞台にノスタルジーとウォン・カーウァイ監督の美学が凝縮された逸品。

この字画からして美しいタイトルが作品の内容を見事に語っていて、手を握り合うことでしか互いの熱い想いを伝える
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ショッカー(1989年製作の映画)

3.6

U-NEXTで視聴。

80年代~90年代のホラー映画を牽引していたと言っても過言ではないウェス・クレイヴン脚本&監督の隠れた秀作。ホラーのカテゴリーにされているけれど、個人的にはアクションコメディっ
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サプライズ(2002年製作の映画)

2.8

今やホン・サンス監督のマドンナ役として定着した感があるキム・ミニは、韓国の女優さんの中では一番好きだし、シン・ハギュンも好きな韓国俳優の5本の指には入る存在。

それだけの理由でレンタルしたのだが、嬉
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ショートバス(2006年製作の映画)

3.5

実に興味深い作品。視聴できて本当に良かった。

「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」のジョン・キャメロン・ミッチェル脚本&監督作らしいポップさと癒やしに溢れながらも性描写も潔いほどにリアル。

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火花(2017年製作の映画)

3.3

又吉直樹による芥川賞受賞の原作は未読。NHKのドラマバージョンは視聴済み。

やはり、ドラマ版は全10話にわたり丁寧に描いていたせいか、何とか約2時間に纏めた感があるこちらの映画版の印象は若干薄れてし
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あいつの声(2007年製作の映画)

3.0

韓国三大未解決事件の一つとして数え上げられる1991年に発生した「イ・ヒョンホ君誘拐殺人事件」の映画化。この事件は、当時、余程、韓国社会を震撼させたのか、他にも「悪魔は誰だ」「殺人の疑惑」も同事件を基>>続きを読む

ブラック・クリスマス(2019年製作の映画)

2.0

ジャケ写からしてヤバイ匂いプンプンしていたが、案の定、久々に酷い出来の映画を見てしまった。

1974年製作のカナダ映画「暗闇にベルが鳴る」との触れ込みだが、あちらは不気味さが最後まで残るサイコスリラ
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目撃者(2017年製作の映画)

3.0

殺人事件の目撃者が殺人犯に狙われるストーリーってのは古今東西の有る有るではあるが、普通は美しい女性ヒロインを設定したほうが映画作品としては成功しやすい。

が、今作では、あえて中年のオジサンを主人公に
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THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)

3.2

Netflixオリジナル。

なるほど・・だからタイトルが「ギルティ」なんだな。

約90分の上映時間でありながらも、911の電話オペレーター室の1シチュエーションスリラーとなるので、相当、演技力が伴
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マルチュク青春通り(2004年製作の映画)

4.0

Hulu。タイトルとジャケ写にビビッと来て視聴。不惑を超えると'青春'というキーワードには実に弱い。

ファンの方には申し訳ないけれど、クォン・サンウという俳優は、比較的無表情の印象が強く、昨今の作品
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.2

2018年ゴールデングローブのミュージカル/コメディ部門の最優秀作品及び最優秀主演女優賞のW受賞作品。

いやあ、面白かった!

この作品でも主人公の親友役で好演しているビーニー・フェルドスタインが出
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建築学概論(2012年製作の映画)

4.0

約3年ぶりに三度目の視聴。

やっぱり、韓国の正統派ラブストーリーでは一番好きな映画だなあ。

15年もの歳月を経た大学時代の初恋の人との再会、そして二人の関係の行く末を、現在と過去のシーンを交互に見
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雨月物語(1953年製作の映画)

4.4

徹底したモノクロームの美学。

NHKBS4Kチャンネルにて4Kデジタル修復版を鑑賞。
恥ずかしながら、初めて鑑賞する溝口健二作品。上田秋成の同名の読本短編集から「浅茅が宿」「蛇性の婬」の二篇を上手く
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フォーン・ブース(2002年製作の映画)

3.3

81分で見せるワンシチュエーションスリラーとしての出来は凄くいい。

コリン・ファレルの軽薄な芸能界の広報マンって設定も上手くはまっているし、謎の狙撃者からの公衆電話の脅迫に慌て、次第に憔悴しきってい
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スペル(2020年製作の映画)

3.3

Netflixで視聴。

ブードゥー教の恐怖をテーマに描いたちゃんとした作品は「スケルトン・キー」以来かな。どこか「ゲットアウト」の雰囲気も感じる。

でも、この作品内では何度聞き直しても英語の発音が
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翔んだカップル(1980年製作の映画)

3.2

かつて、とある大学の映画研究会出身の知人から猛烈にこの映画を薦められていた事もあり、WOWOWの相米慎二監督没後20周年追悼特集の一環で、「ディレクターズカット版」が放送されていたため視聴。

相米慎
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.2

いかにも玄人が好みそうな脚本。
スーザン・サランドン、キャシー・ベイツ、ナタリー・ポートマンといった名実ともに素晴らしい役者さんたちが出演を快諾したのも分かるし、実際に彼らの演技は輝いている。

この
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コリーニ事件(2019年製作の映画)

3.3

「ピエロがお前を嘲笑う」「ブラッド・レッド・スカイ」もそうだけど、最近のドイツ映画は、ハリウッド映画にも負けないほどエンタメ要素が高く面白い作品が増えてきた。

この、刑事事件弁護士が書き下ろしたベス
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スクリーム2(1997年製作の映画)

3.2

せっかく1を再視聴したのだから、その勢いでパート2も見直してみたが、ああ、やっぱり、皮肉にも、この作品内でも前作からの生き残りキャラクター、ホラー映画ヲタクのライアンの主張の通り、前作からは大きくパワ>>続きを読む

ドアロック(2018年製作の映画)

3.5

派手さは無くとも堅実に作られたサスペンススリラーの良作。

これ、一人暮らしの女性が見たら、結構、トラウマになるんじゃないかな?

勝手に部屋に忍び込むストーカーの恐怖を描いた内容だが、サイコとまでは
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おとなの事情 スマホをのぞいたら(2021年製作の映画)

2.3

イタリアオリジナル版、韓国リメイク版をそれぞれ観て結構好きな作品だったので、WOWOWで放送されたこちらの日本リメイク版も視聴。

いやいや、これはリメイクではなく、設定だけを借りた大胆過ぎるアレンジ
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スクリーム(1996年製作の映画)

4.0

前評判が高く劇場公開日も決まった矢先に、酒鬼薔薇事件が発生し、犯人の少年がホラー映画ファンという事で、青少年への影響を考慮して、公開が延期になった記憶が蘇る・・。

25年ぶりに見直してみると、やはり
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火口のふたり(2019年製作の映画)

2.5

原作は読んでいないので、実際はどんなジャンルの文学に入る作品なのか凄く気になってしまいWikipediaをチェックしたところ、官能小説かと思いきや、原作者が東日本大震災をきっかけに生きることの意味を再>>続きを読む

グレイヴ・エンカウンターズ2(2012年製作の映画)

2.6

せっかくアマプラでレンタルして1を見たのだから、Netflixで配信されているこちらの続編も視聴。

なるほど、前作から10年歳月が流れた設定となってるんだ・・。

でも、やっぱり前作同様、チープ感甚
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