てつこてつさんの映画レビュー・感想・評価

てつこてつ

てつこてつ

映画(867)
ドラマ(16)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

エレファント(2003年製作の映画)

3.4

school shootingなる言葉が米国社会で流行となってしまう発端となったコロラド州コロンバイン高校銃乱射事件を題材にした異色作。

ドラマ性を一切排除して、有名俳優陣も出演させずに普通の高校生
>>続きを読む

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.4

数ヶ月前に深夜のテレビで名前は忘れたが映画識者がお勧め作品として挙げていたのでアマプラ配信終了間際で慌てて鑑賞。

ヨーロッパ企画の上田誠脚本作品は「前田建設ファンタジー部」しか見ていないが、あれは本
>>続きを読む

この子の七つのお祝に(1982年製作の映画)

2.7

第一回横溝正史ミステリー大賞受賞の原作は未読だが、子供の頃に、この作品、実は劇場でしっかり鑑賞している。で、中盤に登場する岩下志麻の女子高生時代の写真に劇場で「怖っ!」と一斉に声が上がった記憶も鮮明に>>続きを読む

ディナーラッシュ(2000年製作の映画)

3.8

DVDレンタル時以来の約20年ぶりの再鑑賞。

群像劇としては非常に良く出来ている素晴らしい脚本。登場するどのキャラクターも実に生き生きとしていて、その人物像が一つの台詞からも想像できるほど。終盤での
>>続きを読む

ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.2

タイトル通り、まさに「黒電話」がキーワードだな。

街で起こる少年たちの連続失踪事件。主人公の少年も謎の男に拉致され、収監される。すると、繋がってはいない筈のそこにある古い黒電話が突然鳴り出し・・。
>>続きを読む

バーバリアン(2022年製作の映画)

3.2

中盤までは不条理ホラーのテイストで作品全体の雰囲気はいい。冒頭から漂う不穏な雰囲気、唐突に過去のシーンが挟み込まれる違和感も、この作品には合っている。

最初に登場するヒロイン、中盤から登場する自分勝
>>続きを読む

炎の少女チャーリー(2022年製作の映画)

2.5

スティーヴン・キングの原作は中学生の時に読んでいる。また、1984年のドリュー・バリモア主演のオリジナル版も視聴済み。

およそ40年もの歳月を経てのリメイク版の出来映えは・・というと、やはり、今の時
>>続きを読む

エルヴィス(2022年製作の映画)

3.0

非常に期待して鑑賞したが、少し残念。

さすがに自分の親よりもっと上の世代層(いわゆる“団塊の世代”?)に大いにウケたエルヴィス・プレスリーについては、それまで代表曲も知らなかったくらいだが、彼の死因
>>続きを読む

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.8

カンヌ国際映画祭のパルムドール受賞作。

いやあ、前情報を一切仕入れず見たので衝撃的な映像や話の展開にお腹いっぱい。ホラー要素、グロ要素、ある意味、性倒錯的なテーマをも含んだこういう作品に金賞を授ける
>>続きを読む

カンナさん大成功です!(2006年製作の映画)

2.8

DVDレンタル開始時以来の再鑑賞。
あれ?当時はもっと面白いと思った筈なのに・・。

さすがに16年も前の作品ってこともあって、ラブコメだとしても、余計なドタバタなコメディ要素やベタな演出が気になって
>>続きを読む

スピリットウォーカー(2020年製作の映画)

3.4

再鑑賞して大幅評価アップ。
昨日視聴した際はソファでスマホいじりながらだったので、大事な鍵となるシーンを見逃してた。他の方の高い評価を見て違和感を覚え、本日、じっくり集中して鑑賞して大正解。

「ビュ
>>続きを読む

ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.5

劇場公開時以来の再鑑賞。ベストセラーミステリーを原作にしているだけあって、ストーリーの展開や落としどころが上手い。

通勤列車から見る風景がキーとなる序盤、ヒロインが混乱の極みに達する中盤からクライマ
>>続きを読む

きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.3

期待せずに視聴したら、意外と楽しめた。

異世界に迷い込みたった一人だけ現世に戻ることが出来た女性の元を訪ねた女子大生が、最後に残された女子高生を救い出すために、あえて異世界を訪ねる冒険譚・・。ホラー
>>続きを読む

悪い男(2001年製作の映画)

3.3

ホントに悪い男だなあ。男の自分が見ても、このヤクザ者の主人公の行動には全くもって共感できない。

冒頭に唐突に恋人と一緒にいる女子大生の唇を奪い、弟分を使って上手く彼女を騙し借金の形として娼婦に身を堕
>>続きを読む

夏時間(2019年製作の映画)

3.5

ハリウッド顔負けのエンタテイメント作品か、徹底したアート系をひた走る作風の路線にハッキリと分かれる昨今の韓国映画には珍しい、80年代の台湾映画を彷彿とさせるような、誠にみずみずしい印象が残る佳作。>>続きを読む

哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

3.3

下手なホラー映画よりもリアリティがあって怖い。土屋太鳳、よくこんな役どころを引き受けたなあ。でも、華がある彼女がヒロイン役だからこそ、作品全体がピリッと引き締まりB級感が出ずに済んだというのも事実。>>続きを読む

(r)adius ラディウス(2017年製作の映画)

3.3

奇想天外なアイディアの勝利。低予算でも安っぽさは全く感じられない良質のSFスリラー。

主人公の男性が目を覚ますと記憶を一切失っており、自分に近づくあらゆる生物がバタリと倒れて即死してしまうという不条
>>続きを読む

カカリ-憑-(2022年製作の映画)

3.4

フィッシャーズなるYouTuberグループの存在は恥ずかしながら知らなかったが、物によっては3000万回再生とか凄い人気なんね。

そんな彼らは様々な動画をチャンネルにアップしているものの、心霊系に特
>>続きを読む

アトリエの春、昼下がりの裸婦(2014年製作の映画)

3.2

タイトルや雰囲気から勝手にキム・ギドク監督作品だと思い込んでいたが、全く違った。

アート系の作風ではあるものの難解でもなく、ハッキリと美しいストーリーが伝わる。

1960年代の韓国の海沿いの町が舞
>>続きを読む

失われた殺人の記憶(2019年製作の映画)

2.5

ポン・ジュノ監督の傑作「殺人の追憶」をパクったかのようなこの邦題・・でも、確かにストーリー的にはマッチしてるという。

ある朝、主人公の元を訪ねてきた刑事から別居中の妻が殺害されたと告げられる。だが、
>>続きを読む

REC レック4 ワールドエンド(2014年製作の映画)

3.0

「REC」第一作は、突然の大音響やらいつどこで何が飛び出してくるか分からぬ怖さで耳を押さえながら見たもんだ・・。

その後、本家スペイン版で第三作まで作られ、アメリカでもリメイク版が二作制作されている
>>続きを読む

初恋(1997年製作の映画)

2.8

ウォン・カーウァイがプロデュースを手掛けるも、監督は本編内で俳優としても登場するエリック・コットなる人物。

確かに、初期の頃のウォン・カーウァイ監督作品に通じるテイスト(イマイチ本編との繋がりが分か
>>続きを読む

逆光(2021年製作の映画)

2.5

本編の尺もテーマも見せ方も色々と中途半端。こういうのを「繊細な感情を切り取った作品」と謳われても・・。

舞台となるのは、山と坂道、海が実に画になる広島・尾道。個人的には、このロケの舞台しか魅力を感じ
>>続きを読む

(2005年製作の映画)

3.3

これまた、キム・ギドク監督作品にしては、幻想的でありながらも、分かりやすい内容で。

舞台が全編通して海の上。釣り客相手に沖合での釣りを生業にする老人と一人の少女の物語。

船に描かれた菩薩像の絵が印
>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.5

何の予備知識も入れずに映画館で鑑賞。
自分がこれまで見てきたジョーダン・ピール監督作品の中では、「ゲットアウト」>「アス」>本作>>>「キャンディマン」って感じ。

乾いたカリフォルニアの砂漠地帯の独
>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.5

タイトルから、まさかこんな内容の作品とは全く想像出来なかった!
皮肉が効いた逆説的なこのタイトルは、ある意味、秀逸。

キャリー・マリガン演じた主人公が、誘った男から浴びせられる「大してセクシーでもな
>>続きを読む

春夏秋冬そして春(2003年製作の映画)

3.5

前から見たかったキム・ギドク監督・脚本作品。
もっと難解かと思いきや、全くそんなことはなく、タイトル通り、深い山間の湖に浮かぶお堂に暮らす住職、そこで育った少年の数(十)?年間をかけた春夏秋冬のそれぞ
>>続きを読む

1408号室(2007年製作の映画)

3.2

劇場公開時以来の鑑賞。スティーヴン・キングが原作だけあって、決してB級とは呼べないきちんとした出来具合。

かつては小説家であったのに、今では全米の幽霊ホテルのルポルタージュする仕事に甘んじている主人
>>続きを読む

ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.3

予想以上に内容がハードで驚いた。

かつて「バトル・ロワイヤル」公開時に中学生が殺し合いを繰り広げるなんて・・と波紋を呼んだものだが、あの作品なんてよほど甘く思える。

雪国の田舎町でいじめられっ子の
>>続きを読む

返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

3.3

ゲームが元ネタの作品だとか・・

なるほど、廃墟と化した校舎の雰囲気や憲兵の姿を借りたクリーチャーとか、「サイレントヒル」の世界観に近い。

ただ、この作品は1960年代の軍事政権下の台湾を舞台として
>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.9

主役のエミリア・ジョーンズがとにかく魅力的。

聴覚障害の両親と兄を持ち、唯一健常者のヒロインが家族を支えながらも自分が声楽の道を志す青春ストーリー。

聴覚障害者を取り巻く環境が、現在においても決し
>>続きを読む

女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

2.8

原作漫画は未読。タイトルが全てを物語ってるくらいにキャッチー。

オートサシノフィリア(自己暗殺性愛)に駆られた一人の高校教師がある女子生徒によって殺されるために画策するというストーリー。

9年前の
>>続きを読む

英雄都市(2018年製作の映画)

3.2

韓国映画でヤクザ者が主役キャラクターとなると、本作のキム・レウォンが主演の「江南ブルース」よろしくバッドエンドか血なまぐさい残酷描写がお約束・・かと思いきや、全体的に軽いコメディ調で、そこまで作品とし>>続きを読む

リボルバー(1988年製作の映画)

3.0

佐藤正午の原作は未読。監督は藤田敏八だが、70年代終わりから80年代初頭のATGの時代の他の力作群と比べると若干インパクトに欠けるかな。

鹿児島で警官から奪われた拳銃の行方を巡って描かれる群像ドラマ
>>続きを読む

テロ、ライブ(2013年製作の映画)

3.6

テレビ局のラジオ用ニューススタジオというワンシチュエーション物ながらも良く脚本が練られたテンポのよいサスペンススリラー。

七三分けの髪形で「いかにも的」な韓国のニュースキャスターといった感じを上手く
>>続きを読む

南風(2014年製作の映画)

2.8

コロナ禍で全く海外に行けていないので、台湾の観光映画としては良い出来。

台北から海岸線を自転車で走りながら台湾中部に位置する日月潭を目指す一人の女性雑誌記者と二人の台湾人のロードムービー。

台湾政
>>続きを読む

>|