このレビューはネタバレを含みます
当時、美少女ジェニファー・コネリーが主演ということで、まだ○○歳だった私は自転車に乗って一人で映画館に見に行った。
ジェニファー・コネリーが主演でも、当時、バリバリのダリオ・アルジェントが監督なので、そこは容赦なし。
窓ガラス割り殺害も健在で、○○歳(年齢を隠すなって?)だった私はかなり怖い思いをした。
この作品も、「サスペリア2」と同様にただのホラーとしてではなく、虫と交信できる少女という設定が斬新で、虫を使っての遺体(犯人)探しなど、謎解きミステリーとしても十分楽しめる。
ジェニファーが転校してくる女子寮あたりは、「サスペリア」を思わせる。
いじめられて、女子寮をびっしり覆い尽くすハエにむかって「好きよ、みんな好きよ」と微笑むシーンはまさに名シーン!
エンディングのフェノミナメインテーマは、ジェニファーの神秘的な美しさとゴブリンがマッチして、今聞いても格好いい!
「トップガン・マーヴェリック」で素敵な大人の女性になったジェニファーを見て、「あれから立派に成長したね~」と親でもないのに勝手に喜ぶ私であった(笑)