言わずと知れたルイザ・メイ・オルコットの名作小説の映画化。
ジャネット・リー、ジューン・アリソン、エンエリザベス・テイラー、
マーガレット・オブライエンが四姉妹を共演。
マサチューセッツ州のマーチ家は、母、長女のメグ、次女のジョー、三女のエミー、末っ子のベスと家政婦の6人暮らし。
父は従軍牧師として出征中で不在。
ジョーは活動的で、小説を書いては出版社に原稿を届けていた。
今は貧しいながらも幸せな日々を送っていた。
隣家の富豪ローレンス主催の舞踏会に出掛けたメグとジョーは、それぞれ家庭教師ジョン・ブルックやローレンス家のローリーと仲良くなる。
やがてジョーはニューヨークで暮らすようになり、そこでドイツ人のベア教授と知り合うが……
時には喧嘩をするものの仲の良い4姉妹。
貧しくともさらに貧しい人への施しの優しい心。
時折笑みがこぼれます。
ほっこりのハートウォーミングな作品で、ラストの雨上がりの虹のシーンが素敵です。
「あふれる思いを捧げたい この手は空っぽだが!」
2021.3 NHK BSP で鑑賞(字幕)
第22回 アカデミー賞にて美術賞を受賞(1950年)