hummingbird

宮本武蔵のhummingbirdのレビュー・感想・評価

宮本武蔵(1961年製作の映画)
4.2
良かった。広い家の中を横移動する人物をカメラが追いかけて撮影したり、小さ過ぎてどこにいるのか分からない人物が崖をずっと降りていくのを撮影したり(ここワンカットだった?)と、驚くようなシーンが多数。かと思えばお通が笛を吹く詩的なシーンもありで、大満足。

錦之助は、作品に込められた熱を体現しているようで、50年代の作品と同一人物はとても思えない野獣のよう。ラストシーンはさらに別人になっていて魅せられた。

「錦之助映画祭り」@ラピュタ阿佐ヶ谷
hummingbird

hummingbird