アノ

ジャズ・シンガーのアノのレビュー・感想・評価

ジャズ・シンガー(1980年製作の映画)
3.6
ニール・ダイアモンドのキャラ造形が映画を牽引できるほど強くないし、どうにも呼吸が良くない(孫の写真を渡されたローレンス・オリビエがダイアモンドを呼び止めるタイミングはそうじゃないだろ〜〜)ので世評が芳しくないのは分かるが、演奏シーンがどれも格段に良いのでとても無視はできない。
「ショーを映像に起こすときは観客の撮り方が肝になる」をフライシャーが熟知しているかどうかなんて見る前から分かっていたことだが、レコーディングのときに先入りしていた歌手が聞き入るシーンの撮り方にはちょっと驚いた。
オリビエとダイアモンドが抱き合ってから「America」への繋きで泣く。
あと締め方が最高。
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