シスタールゥ

アラバマ物語のシスタールゥのレビュー・感想・評価

アラバマ物語(1962年製作の映画)
5.0
黒人の男が白人の女をレイプした。
この結果見えてる裁判の弁護士であるグレゴリーペックがね、りりしくてスマートでかっこいいんだ。すごい合ってるいいキャスティング。
グレゴリーペックの娘の目線から描いているこの映画、ただの人種差別ものだけでなく、子供時代のワクワクドキドキ冒険も少し入っているのがいいんだ。
オープニングが最高。最後まで見たあとにまたオープニング見ると号泣。
裁判の行方は、映画だしお涙頂戴でしょうか、、、いや、、、でもこの時代じゃ、、、でも映画だし、、、と全く予測できず。
観てくれとしか、、、。・゚・(ノД`)・゚・。裁判の進め方もものすごく良かったです。法廷ものとしても面白い。基本的なアレだけどね。

この件とは別の、近所に住む謎な人、ブーことロバートデュヴァル。さいっこお。ロバートデュヴァルさいっこおおお出演シーン5分ほど、台詞なしでこの存在感。そしてあの優しい表情。号泣った。
全く別の出来事に見えたことが、あの裁判とつながってくる。そしてグレゴリーペックは、判事は、、、。・゚・(ノД`)・゚・。。・゚・(ノД`)・゚・。傑作、傑作ですっ!
人種差別の根深さ、人間に染み付いた汚さ、見栄、習慣の怖さ。当たり前である事とは。いろいろ思いがごっちゃになってただただ涙が止まらなかったです。