ちょうど今アメリカ各地で問題になっている人種や格差の問題も 何十年も前からずっと そこにあったことなのだと この映画で改めて思った。
プアホワイトの南部農民の娘。日常的に(性的)虐待も受けている。それを気の毒だと思っていた高潔な黒人男性。レイプの罪に問われている。(黒人のくせに白人の)彼女に同情した、というのが 気に入らない陪審員達、、その無実を晴らしてあげたい やもめの(最近 'やもめ'とかw聞かないよねぇw) 中年弁護士。
彼には二人の子供がいる。無垢な子供たち。二人の目線で 物語は進む。
純真、純粋だけでは、社会性を身につけ 地域社会で生き抜くには 難しい。グレゴリーペック扮する父 アティカスは、公平に 優しく丁寧に諭していく。
原題にもあるように、マネシツグミを殺すのは罪なんだ というくだりが好き。
法廷でアティカスが、退廷する時に二階席の人達が敬意を払っていて胸が熱くなりました。
'ウォールフラワー'で 主人公が先生から推薦される本に このアラバマ物語があったり、この間 観た'6歳の僕が大人になるまで'でも 話題に出てきて…気になってました。
映画は昔観たのに 忘れてましたがw。登場人物達の その後のインタビューも観られて 嬉しかったです。
