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ケープ・フィアーのmiporingoのレビュー・感想・評価

ケープ・フィアー(1991年製作の映画)
3.4
14年間の獄中生活で辛酸を舐めながらも、読書で知性を、筋トレで強靭な肉体を作り上げる、デニーロ演じるマックス・ケイディが、自分をかつて担当した弁護士サムがおざなりの仕事しかしなかったことを恨みに、出所後に復讐する話。この映画でおもしろいのは、被害者である弁護士サムが、言動は凡庸、人間性は弁護士としてはあるまじきもので、悪役ケイディの方がよほど知性と頭の良さでは勝っていると感じさせるところではないか。悪役に魅力を感じるという点ではハンニバルシリーズに似てるかもしれない。
歯列矯正中のジュリエット・ルイスが可愛かったですね。そのジュリエットルイスにくらわされたあとのロバート・デニーロの顔が怖くて、薄目でしか画面を観られなかった。
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