ゆうすけ

ケープ・フィアーのゆうすけのネタバレレビュー・内容・結末

ケープ・フィアー(1991年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

なんてことのない話なのだが、デ・ニーロの怪演とスコセッシの露悪的過剰演出が炸裂しまくっており、恐怖を突き抜けた異様な祝祭感すら存在している。花火をバックに登場するデ・ニーロ、マジックミラー越しに入れ墨を見せることで復讐をアピールするデ・ニーロ、車の下に捕まり続けるデ・ニーロ、船の上で裁判をはじめるデ・ニーロ、謎のネガポジ反転、カメラに向かって歩いてくるデニーロ、ラストのダニエルの独白など、10分に一度アガる場面が挟まれる。スコセッシ的な作品なのかどうかは判らないのだが、本当に面白かった。
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