ともぞう

ケープ・フィアーのともぞうのレビュー・感想・評価

ケープ・フィアー(1991年製作の映画)
3.0
「恐怖の岬」を観たので、こちらも鑑賞。デニーロ劇場。デニーロの存在感が凄すぎて、他の人物の印象が全部吹っ飛ぶほど。こちらを睨みつけながら沈んでいくデニーロの目は忘れられず。沈んだ後も水の中から出てきそうだった。

〈あらすじ〉
ジョン・D・マクドナルド原作による「恐怖の岬」(1962)のリメイク。レイプ罪により14年間の獄中生活を終えたばかりのマックス・ケイディ(ロバート・デ・ニーロ)は、自分を敗訴に導いた弁護士サム・ボーデン(ニック・ノルティ)に対する復讐を誓い、サムばかりか妻のレイ(ジェシカ・ラング)や娘ダニエル(ジュリエット・ルイス)の前にも姿を現すようになった。愛犬が殺され、サムの愛人ローリー(イレーナ・ダグラス)が襲われるが、マックスの犯行とは認められない。ダニエルにマックスが接近したことを知ったサムは私立探偵カーセク(ジョー・ドン・ベイカー)を雇い、力づくでマックスを町から追い出そうとするが、鍛え抜かれた肉体を持つマックスには通用せず、逆に暴行罪で告訴されてしまう。焦るサムは自宅にマックスをおびき寄せるが、またもや逆襲にあい、せっぱつまった一家は、夜、密かに町を離れハウスボートのあるケープ・フィアーへ向かった。しかしマックスは、執拗に追い続け、岸を離れた一家を襲撃。嵐の中、悪夢のような復讐劇が繰り広げられるが、一家は命からがら脱出に成功。鬼と化したマックスは深い海へと引き込まれていくのであった。
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