たっきゅん

ケープ・フィアーのたっきゅんのレビュー・感想・評価

ケープ・フィアー(1991年製作の映画)
3.3
不愉快で不気味で恐ろしいのだけれど、スコセッシでこんなに物足りなさを感じたのは初めて。まず映像作品として目を見張るカットがない。変装のところと車のところ、そして最後の川のシーンを多分鑑賞者にくらわせたいんだろうけど、そういう展開やギミックより先に引き込まれていくカットがないので、せっかく段々と強く描いていってる狂気シーンは全然吸い込まれない。もったいない。
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