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太陽はひとりぼっちのkoukuwabaraのレビュー・感想・評価

太陽はひとりぼっち(1962年製作の映画)
3.5
わかりにくい。以前観ていて、改めて観返したのだが、やはりよくわからなかった。二人は恋に落ちてハッピーエンドの筈が、特に女性の方がハッキリしない。楽しそうにしたかと思えば、途端に暗い顔になり、、。テンションの落差があまりに激しく、アラン・ドロン扮する青年が作中で困惑しているのもよくわかる(笑)。もしかしたらこのミケランジェロ・アントニオーニという監督は、女心は秋の空という真理を作品全体で伝えたかったのかもしれない。この手の美人で少し自分に酔っているタイプの女性は、現実世界でもよく見掛ける。美人に振り回された経験のある人は、この作品で過去のトラウマが甦ってしまうかもしれない。私のように(笑)。
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