太陽はひとりぼっちの作品情報・感想・評価

「太陽はひとりぼっち」に投稿された感想・評価

ネグセ

ネグセの感想・評価

4.0
アラン・ドロン二本立ての一本として観たのが二年前でこの日は本当に太陽がいっぱいいっぱいになっちゃって。公開当時のドロン人気にもろ乗っかったであろう邦題には苦笑いしかなかったんだけど目っけ物とはこのこと、ことのほか面白かったというね。ドロンが20世紀最高の色男だってのは認めつつ、この映画はモニカ・ヴィッティのものと言っていいと思う。公私に渡ってパートナーであるアントニオーニ監督が撮ってるんだから当たり前か。たった今起きてきましたみたいなクシャッとした無造作ヘアがよく似合ってて男心をくすぐるというか、そこを意図的に演出で突いてきてたとしたら、オイ…アントニオーニよ、お前は変態か?ってなるんだけど。とにかくどこかアンニュイであれはイチコロ系女優だ。のちにアントニオーニの求婚を断ったってのがなんか嬉しいエピソード。
モノクロの画面は濃淡まで計算され、完璧なショットの連続にうっとりと酔ってしまう。モニカ・ヴィッティの黒いワンピースがトラウマになるほど美しい。
nhk0810

nhk0810の感想・評価

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この腕が邪魔。

モニカ・ヴィッティの可愛さたるや。
クロワッサン食べるだけでどんだけカッコいいんだ、アラン・ドロン。

モノクロなのに、ファッション性に溢れててインテリアもお洋服も全部可愛かった!!
Ryosuke

Ryosukeの感想・評価

4.0
冒頭から扇風機の稼働音のみが響く部屋での、緊張感ある長回しで一気に引き込む。
都市生活者たちの日常の断片を組み合わせているだけで、明確な筋はない。時折ダレるがやはり印象的なシーンは多い。アフリカの伝統衣装を着て踊るシーン、犬を探すシーン、吊り上げられる車のショット(超現実的な感じすらある)、風船を銃で撃つショットなどがお気に入り。
欲望に塗れたせせこましい都市の暮らしが描かれる。無駄に長いようにも思える証券取引所のシーンはそれを強調している。アラン・ドロンの「なぜ落ち着く必要があるんだ?」という言葉にもそれが凝縮されている。
そのようなものと対照的な存在としてアフリカへの憧れのようなものも表現される。ヒロインがベンチに座っていた黒人青年に向ける視線もそれを表していると思われる。
即物的なアラン・ドロンといる時のヒロインの表情が、ふとした時につまらなそうな顔になるのが印象的。
結局彼を受け入れたのはよく分からなかった。都市の欲望に飲み込まれてしまったのであろうか。それとも、ラストの方に電話を受けなくなったアラン・ドロンとの間に何らかの相互理解が生じたのか。
不穏な劇伴と共に、無表情の人々、風景を映し出すラストのシークエンスは余韻があり素敵。若干ストローブ=ユイレ的な無機質さも感じる。
dude

dudeの感想・評価

4.4
アントニオーニの映画は広場恐怖症や巨像恐怖症の人にはめちゃくちゃ怖いのではないだろうか?というかその方が幸福な映画体験になりそうだ。人混みの暴力性なども含めて個人的に驚くほどしっくりくる感性。あとは彼の映画に漂う近未来感が何者なのかも関心事。

冒頭の扇風機の風でなんとなく察しはついたが、モニカ・ヴィッティの“愛”が流動性という点で風と重ねられているのか。水の流れも出てくるし、もちろん貨幣経済も証券取引所に象徴。しかしそこから世界が“食”の周期に入るというところへ繋がっていくのには驚かされた。ラストのモンタージュは不吉ながら気持ち良すぎる。
ただしこの作品、こんなに分かってます風のことを書いてきてなんだが、分からないところだらけなのだった...。そこがいい...。
レナ

レナの感想・評価

3.7
冒頭の別れの場面が一番好きだったな。映画が別れから始まるというのも。最後のモンタージュ?はよく分からなかったが…。
異なる2人の身体がただ愛し合うのは簡単なのに、本当に理解して精神的に結びつくのはどうしてこれほど難しいのか。全く性質の違うヒーローとヒロインは、初めからすれ違っていて悲しい。知れば知るほど愛が壊れるような気がして。

というわけで映画は劇場で観て良かったと思うのですが、シニア層が多く観にいらしてて、上映中徘徊したり携帯のアラームを堂々と鳴らしたり、各々のタイミングで喋り出したりその他ガサゴソ音を立てたり…あまりにそれらが重なるので流石に僻遠してしまったし悲しかった。ホームシアターをいつの日か手に入れたい。
すみこ

すみこの感想・評価

2.7
角川シネマ有楽町「華麗なるフランス映画」にて鑑賞。

アランドロンだから見に行ったのが大きいけど、何より感想としては、よくわからん。笑
アランドロンは遊ばれてるだけだし、女の人も何かにつけて「わからない」しか言わないし、愛の不毛三部作とはいえなんかもやもやする…。
ほかの2つを見ればわかるかもしれない…?

ブラックフェイスだったり、最後の何気ない日常を写すシーンはなんとなく斬新な演出を取り入れたような気もするけど、それが何に繋がっていくのか毎度分からず、もやもやっとする…。初めてみたアントニオーニ作品なのでもやもやという感想しか残らなかったのがちょっと残念かな。

アランドロンとの恋(とすら呼んでいいのか)は新しい刺激を楽しんでるだけで、真剣ではないってことよね…?

お母さんが株やってたりするのも何かに繋がっていれば面白いけど、単にアランドロンとつながるきっかけをモニカに与えてるに過ぎないような…。
柱でモニカが半分しか写っていなくて、アランドロンと、モニカのお母さんがそれぞれとなりにいる有名なカット(うまく説明できずすみません)はうまいな、と思ったものの、隠された意味を理解していますかと言われれば100%ではないというか…。

いつか見直しが必要だ。
アランドロン祭り第9作?かな!
最後あたりの仲良しシーン アラン・ドロンかわいすぎてむり 車盗まれた時も
観終わった後の心地は良くない アラン・ドロンを思い出して精神の安定を保つ
kiryu

kiryuの感想・評価

2.2
‪懸賞で当たったチケットで鑑賞。

スケジュールの関係で1本これを選んだのだけど、アラン・ドロンとモニカ・ヴィッティは美しいのだけれども、監督との相性が自分は合わなくて、多分かなりの時間、うとうとうと…と。

以前も監督の違う作品を試写会で観た時、あまりにも自分には大人な作品だったので、よくわからなかったんだよな…。

今回も、カメラ長回しでセリフなかったり、それは良いのだけれども、思わせぶりに映ったものの意味とか理解できず「あれは何だったのー?」となったり(桶のシーン)、ラストの大きな話もイマイチ理解できず。

いつか理解できる(面白かったと思える)日が来るといいなぁ、と思いながら退出したのだった…。
てふ

てふの感想・評価

4.0
最後の映像の感覚は今までに味わったことがないもの。

角川シネマ有楽町 フランス映画特集にて
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