クリストフォルー

襲われた幌馬車のクリストフォルーのレビュー・感想・評価

襲われた幌馬車(1956年製作の映画)
3.9
これまで、途中からや途中まで視聴が続いていて、早起きしたおかげで、漸く全編を観られた。記憶は薄いが、フィックスの大塚周夫氏の吹替えが様になるのは、ウィドマークが40代になったこの辺りからかも。
ウィドマークをヒーローにするために、無理やりストーリーを捻り出した感じだが、ウィドマークの本領が発揮できるキャラクターで、気分よく観ていられる。アパッチ戦士とのタイマン場面などは、「ディミトリアスと闘士 」も撮っているデイヴィス監督の遊び心だろうか。三人の美女も見どころだが、「怪獣大戦争」のニック・アダムスまで見られて愉しい。
“インディアン戦争”映画ではあるが、志の高さが感じられる作品だ。
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