カトリーヌ

アウトレイジ ビヨンドのカトリーヌのネタバレレビュー・内容・結末

アウトレイジ ビヨンド(2012年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

前作ありきなら前作を活かしてなくちゃ意味が無い。禁じ手で成り上がった三浦友和演じる会長がその座を追われ、落ちぶれ、最後は老いたたけしと韓国系白竜にパチンコ屋で殺される。このワクワクする設定を成立させるために会長は巨大かつ頑丈になっていなければいけないし、その座を転落した後はしかっりと惨めに落ちぶれてなくちゃいけない。突然殺すのが悪いのではなく、突然殺されるまでにキャラクターが出来上がってなくちゃいけない。加瀬亮も小日向文世も同様。
桐谷健太と新井浩文に至っては殆ど活かしきれていない。本来なら二人が並んでいるだけでゾクゾクするチンピラの画になるはずなのに。
脚本家と組んだりはしないのだろうか?前作を踏襲するならばあえて三浦友和を主役にするぐらいの気概は見せて欲しい。
今現在、役者ビートたけしにはそれほどの魅力はない。