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キューポラのある街のpierのレビュー・感想・評価

キューポラのある街(1962年製作の映画)
3.7
キューポラが立ち並ぶ鋳物の町、埼玉県川口市。
アルバイトをしながら高校進学を目指す少女の物語。
工場を解雇され自暴自棄になる父親。
何かと受給するのはお上に迷惑と考えるところが明治の男らしい。
1人が5歩前進するよりも、10人が1歩ずつ前進する方がいい。
前向きな作品だが、貧困は何よりも恐ろしいと考えさせられる。
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