メタ壱

ドラえもん のび太とロボット王国(キングダム)のメタ壱のレビュー・感想・評価

3.7
ドラえもん映画、第23作目!
ドラえもんの道具をめちゃめちゃに動かした事で捻れた時空からロボットの少年・ポコがやってきた。
故障してしまったポコを救う為、のび太たちは彼の来た経路を辿り人間とロボットが共生する星へと向かうが、そこでは若き国王・ジャンヌによるロボット達への弾圧が行われていた!…というお話。

いわゆる旧ドラえもん作品。
2002年公開の作品という事で、セル画だけれど今のアニメと遜色のないハイクオリティな作画に改めてびっくりします。

ドラえもん映画の新旧の違いと言えばその空気感。
現在のドラえもん映画が豪華な作画に派手な演出が特徴なのに対して、旧ドラえもん映画は演出が割とシンプル。
だけどその分テーマは重く、描き方もけっこうシリアス。

本作も、機械とロボットの共存と対立という構図から異人種間の問題を描いています。

だからとても胸に刺さるし、考えさせられる事もあるし、そして泣ける!

そして、大冒険から帰ってきた後に、何も知らないごくごく普通の一日を過ごしていたママに甘える感じが凄く安心する瞬間です!
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